うつ病
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うつ病

うつ病とは

気持ちが憂鬱になったり、不安、不眠、焦燥感、考える気がしないといった精神症状。
食欲不振、全身倦怠感といった身体症状が2週間以上継続した場合に診断される精神疾患です。
実は、"心の風邪"といわれるくらい誰でもかかる可能性のある病気で、一生涯でこの病気にかかる人は約20%です。
つまり、人間の5人に1人はうつ病にかかるということになるのです。
うつ病と診断されても決してショックを受けることはありません。
精神科や心療内科にしっかりと受診し正しい指導のもと薬物療法・精神療法を受けて下さい。

病態

脳内の神経伝達物質(脳内に発生した情報を次の場所へドミノ倒しの様に伝えていく物質)の低下に原因があるといわれています。この物質とは「セレトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」などいくつかの物質があります。
このような物質が脳の中に足りなくなりうつ病になるといわれています。

症状

  • ・何も考えられない
  • ・悪い方へ考えてしまう
  • ・兎も角憂鬱な気分で午前中は調子が悪い
  • ・自分がすべて悪い
  • ・気持ちだけ焦って体がついてこない
  • ・やる気がおこらない
  • ・なぜか悲しくて涙が出てくる
  • ・自分はこの世に居ないほうがいいのではないかと不安感に苛まれている

うつ病になると上記の精神症状を訴えます。
しかし、患者さんからこのようなことを聞くことはほとんど無く、医師の方から聞き出す必要があります。
眠れない・寝つきは良いが朝早く目覚めてしまう・食欲がない・体がだるい・疲れやすいなどは特によくみられる身体症状です。さらに頭痛・腹痛・めまい・発汗・心臓がどきどきする・便秘・月経不順といった身体症状を訴えます。

注意しなければいけないのは、身体症状のみを報告し、精神症状を訴えない患者さんがいることです。
体だけの治療をしても、楽になりません。
うつ病になりやすい性格として、「まじめ・完全主義・几帳面・責任感が強い・社交的で温厚だが優柔不断」があげられています。もちろんこのような性格の人全員がうつ病になるわけではありません。

診断

問診による診断が可能ですが、鑑別診として甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進症、脳下垂体や副腎の機能の異常、脳腫瘍、パーキンソン病などのうつ病と同じような症状を起こすことがないこと、うつ状態を引き起こす薬剤の服用がないことを確認する必要があります。
そのような疾患や薬剤使用がないにも拘らずうつ病の症状が出ている場合、うつ病の可能性が大きいと考えられます。

治療

現在のストレスとなっている環境から自分を解放することが大事です。
元来、まじめで責任感の強い人が多いので、つい無理をして職場に出かけます。しかし、うつ病のときは脳の指令がスムーズに出せませんから仕事もはかどりません。又、さぼっていると思われつらい思いをします。そして余計に焦り、精神的ストレスを倍増することになります。大切なのは早く休養することです。
最近では抗うつ薬にも副作用が少ない良い薬が多く出てきています。薬を服用するのは嫌だと考えず積極的に薬物療法を受けて下さい。
薬を服用し始めてもすぐには効き目が出てこない薬もあります。また症状が良くなったからといってすぐに服用をやめてしまうと悪化します。自分の判断ではなく、必ず主治医と相談することが大切です。主治医に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることも多いのです。

予後

うつ病は軽度であれば数ヶ月で比較的簡単に治ってしまうことがありますが、長期化・慢性化する患者さんが20〜30%存在しているといわれています。ご家族や上司の方から「気の持ちようだから、頑張れば治る」といわれることにより悪化したり、不十分な休養、身勝手な服用がうつを長引かせ、いつまでたっても良くならないことがよくあります。
最悪の場合は自殺に至る不幸な結果となってしまうこともあります。
あせらないでゆっくりと休養し、治療を受けてください。

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